はじめに
わたしたちはコロナ禍に直面し、これまで、当たり前と思っていた日常が当たり前ではなかったことに気づきました。
「外出」することに、生命の危険を感じたことなど、これまでにあったでしょうか?
これまでは、いつもどおり会社に行けば、一緒に働く仲間がいて、学校に行けば、軽口を叩く友達がいました。
多くの企業、学校では、出社、登校に対する自粛要請がなされ、丸々2ヶ月間、家に閉じこもることになりました。
まだ、完全に収束したとはいえない状況ですが、このコロナ禍を経験した後には、また、普通通りの日常が帰ってくるのでしょうか?それとも、新しい価値観、未来が待っているのでしょうか?
いろいろな情報が錯綜して飛び交っている毎日ですが、これからの社会、ビジネスに対して、一定の視座を持ちながら、組織単位で情報を整理し、コンセンサスを得ることが、今、なすべきことだと考えています。
前提条件は、日々刻々変化するかもしれません。変化することを織り込んで議論し、変化に対応してアジャストしていくことが肝要かと考えています。
このような時期だからこそ、私たち dots inc. が皆様のお役に立つことがあると信じています。
新しい時代のビジネスを引き続きご支援させてください。
株式会社ドッツ 代表取締役
廣中龍蔵
背景
コロナ禍を経験し、個人の生活様式、企業のあり方など、様々な優先順位の変化が起こっていると感じています。
キーワード | 個人の価値観・生活様式 | 企業のあり方 |
安心、安全、安定への渇望 | 人の命に関わるものが最優先事項 | 全てのサービスの第一前提条件へ |
多角化、分散化、多様性 | 選択肢、代わりがないと打ち手が欠如 | 経営資源の分散化、変動費ビジネスへの移行 |
オンラインが前提とした社会生活 | オンラインでできることはオンライン | ビジネスの前提、中心にデジタルを置こう |
本質的なものへの回帰 | 全てが不要、不急だった | その会議、そのサービス、本当に必要ですか? |
自前主義への揺り戻し | 皆が使い始めたらシェアできなくなった | サプライチェーンの見直し、内製化へのチャレンジ |
常に備えよ | 生活に必要なモノが現実的になくなる | 現実への直視(データドリブン)から備えへ |
精神的な解放 | 心から楽しみたい | 顧客の「心理的充足感」を満足させられているか |
業界別の影響
【モビリティ】 人の移動よりモノの移動に(配車タクシーより買い物代行など)
【観光】 海外旅行より、近場の旅行に(マイクロツーリズム)
【仕事】 在宅勤務が増え、出勤者が減少(オフィスなど不動産の価値が低下など)
【外食】 外食よりテイクアウトや宅配が中心に(Uber Eats、置き配など)
【店舗】 店舗の営業時間が変化(従業員の雇用問題など)
これから求められる思考と視座
先述した背景や価値観の変化から、わたしたちは、次の思考と視座を持つことが重要だと考えました。
大切にすること
・お客さまのペインとゲインをどちらも考える(ネガティブだけにならないこと)
・社会の温度感を間違えないようにする(社会的な視座を持つこと)
・上記の2つをふまえたアイデアを創造する(共創すること)
上記の思考と視座をふまえて、どのようなメッセージを、どのように伝えていくのかがクリエイティブの本質であり、最も重要なポイントになります。
ワークショッププログラム
これから求められるビジネスの変化からクリエイティブを共創する場として、withコロナ対応ワークショップを提案します。
プログラムアジェンダ(1日)
- 1.社会的傾向(概論)
- ー社会でどんなことが起きていたか、まだ起きているか?
- 2.お客さまの変化
- ーコロナで貴社、貴サービスのお客さまはどのように変化されたか?
- 3.業界別傾向(貴社の状況を考察します)
- 4.貴社事業の洗い出し(グループワーク)
- 5.各課題の洗い出し(グループワーク)
- ーコロナによって自分たちの業界、ビジネスはどのような影響を受けたか?
- ーコロナによってお客さまは変わったので、自分たちも変わらなければ。
- 6.課題の特定とソリューション検討(グループワーク)
- ー社会でどんなことが起きていたか、まだ起きているか?
- 7.ロードマップの検討(グループワーク)
- 8.発表・講評
ビジネスをのように変えて、お客さまに
のようにお伝えする。
- リアルイベント
- オンラインイベント
ビジネスをのように変えて、お客さまに
のようにお伝えする。
ご依頼の内容にアレンジすることも可能です。臨機応変に対応いたします。
内容
・最長1日(休憩含む)
・最大20名(グループ分けします)
・使用する施設は、応相談
・オンラインの場合は、専用ビデオ会議ツールを使用します。
こんな方におすすめ
・コロナ対応を検討中のご担当者
・既存事業の課題をお考えのご担当者
・新規事業をお考えのご担当者
・検討中の企画があるご担当者
案件のご相談や協業、その他のお問い合わせは、以下のフォームをご利用ください。
後日担当者よりご返信いたします。(通常2、3営業日内程度)
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